【オーストラリア・つわり記録②】体調の変化と食事内容〈妊娠11~18週〉

前回は、妊娠5~10週のつわりによる体調の変化と食事内容をシェアしました。今回は後編となる11~18週編です。

つわり後期になるにつれて症状が徐々に悪化していきます。

この時は終わりが見えませんでしたが、平均的にピークが12週前後で終わりが16週前後とのこと。

この週数とネットでの皆さんのつわり体験記を参考に希望を夢見て淡々と日々を過ごしていました。

▼妊活・不妊治療のまとめはこちらから。

目次

私個人のつわり記録

妊娠11~12週目

妊娠11週目。

  • 朝は空腹で嗚咽。
  • 仕事中立っていられず、30分の休憩時間を10分間ずつ分けて休憩させてもらう。
  • 3時間毎に間食すると吐き気がマシ。
  • スーパー内は色んな匂いのせいで案の定吐き気を催し、我慢して帰宅後すぐにトイレに駆け込み口から空気抜き。
  • 相変わらず便が硬く、たまに出血あり。
  • 数日だけ浅漬けにハマる。
  • 仕事の休憩時間が数時間ある日は、帰宅して毎回口から空気抜きが必須。
  • 夕飯後はほぼ毎回嘔吐。
  • 頼みのスイカに飽き始める。
  • 食事と言う食事ができず、枝豆やミニトマト、きゅうりなど素材を食べる日々が続く。
  • 深夜トイレで数回目覚め、急激な悪寒と嗚咽で飛び起き嘔吐。
  • ベトナムのカップヌードル、フォーを試すもスープしか飲めず。
  • よだれと痰が止まらない。
  • パートナーの料理している匂いを少し嗅いだだけで嘔吐。
  • 朝食にシリアルを試すが、牛乳から動物・獣臭を感じて受け付けず、オーツミルクで代用。のちにヨーグルトも食べられなくなる。
  • 夜中は吐き気で眠れない。
  • 手作りの辛くない麻婆豆腐に助けられる。
  • 仕事中も気持ち悪いが毎回なんとか耐えて、帰りの車中、家まで目前のところで毎回嗚咽が始まりトイレに駆け込み空気抜きまたは嘔吐。

妊娠12週目。

  • 相変わらず味覚障害。何食べても美味しくない。
  • あまりの空腹に中華を持ち帰るが評判の悪い店だったようで、野菜や海鮮が腐っていて、唯一春巻きを食べるも油っこくて吐き気がする。
  • 仕事中、りんごとワッフルを間食するも休憩時間に帰宅して全て嘔吐。
  • 手作りの辛くない麻婆豆腐食べるも土の味がするように。
  • 夜中は毎日二回トイレで目が覚める。
  • よだれと痰でなかなか眠れない。
  • 頼みの麻婆豆腐食べても、気持ち悪く片手いっぱい分くらい空気と一緒に嘔吐。
  • 痰が止まらくてストレス。
  • 新しい薬を試すと、よく眠れるし、薬が効いてる間だけよだれと痰が止まるが喉が渇く。
  • NIPTの結果で性別が分かる。
  • 久々にカフェでりんごジュースとクロワッサンを試すも帰宅後嘔吐。
  • ディアボロ風チキンステーキが美味しく感じる。が、胃もたれして食後は空気抜き必須。
  • 薬のせいで喉が渇き、コーン茶、りんごジュース、ヤクルトを飲みまくる。冷たい物が美味しく感じる。

11~12週のまとめ
全体的につわりが悪化したように感じた。便秘で一日置き、11週から体外受精のホルモンコントロールの薬が朝一回のみに減る。食べられないのに空腹で吐き気。よだれと痰と空気をやたら吐く。鮭、ぶどう、そば、浅漬け、スイカ、麻婆豆腐が飽きてくる。食後は喉の辺りに何か詰まった感じ。アイスロイヤルミルクティが美味しい。匂い・よだれ・痰で眠れない日が続く。牛肉のコチュジャン炒め、ヨーグルト、おろしそば、寿司、りんご、カレー色々チャレンジするが味が美味しく感じない。カフェでクロワッサンとりんごジュースを試すも帰宅後吐き戻す。NIPTの検査結果で性別が判明する。ディアボロ風チキンステーキが美味しいが、食後は胸焼け。ヤクルトなど冷たいものがゴクゴク飲める。踵が痛くなり始めて、後に持病の結節性紅斑だと気づく。

11~12週に助けられた食品
浅漬け、辛くない麻婆豆腐、スイカ、鮭、ディアボロ風チキンステーキ、お茶漬け、コーン茶、ヤクルト、ぶどう、枝豆、手作りオートミールクッキー、冷たいそば、アイスティー、スポーツドリンク

妊娠13~14週目

妊娠13週目。

  • 相変わらず空気吐きが日課。
  • 便は硬いがヤクルトのおかげか徐々にマシになる。
  • 痰、よだれつわりが酷く、引き続き薬のお世話になる。
  • 夜中トイレで二回目が覚める。
  • 鮭のホイル焼きが食べられる。
  • ジャムトーストが美味しく感じる。
  • ホットドッグを試したが、ソーセージ系はまだダメらしい。嘔吐する。
  • 健康を考えて日本から持参した青汁。
  • 食後は胃もたれと吐き気。
  • 皮膚が痒い。
  • 昼寝もする。
  • 温かいそばが美味しい。
  • 湯豆腐をポン酢とゴマダレで食べられる。
  • おりものの量が増えてくる。

妊娠14週目。

  • エビフライなどの揚げ物は、100%返り討ちをくらう。=嘔吐。
  • 甘いものが無性に食べたくなり、シュークリームやエクレアを試すがジャムトーストには適わない。
  • 食べ物によって味覚が戻るときも稀にある。
  • 痰とげっぷとよだれに悩まされ眠れない。
  • ヤクルトのおかげで便秘が解消される。
  • ライスペーパーのチキン巻きを持ち帰るが、食べすぎて酷い目に合う。=嘔吐。
  • 引き続き空気抜きは欠かせない。
  • 時々頭痛がするようになる。
  • 相変わらず深夜は二回トイレで起きる。
  • シフードカップヌードルを試すが、油っこくて嘔吐。
  • 体重は減っているのに少しずつお腹の成長を感じる。
  • 日本から持ってきた杏仁豆腐にハマる。
  • キャベツの千切りサラダにハマる。
  • 風邪の予防接種を受ける。
  • ハンバーグを試すと美味しく感じて感動。食欲が一気に出てきたような気がした。
  • 匂いつわりがマシになってきて自炊を少しずつ始める。

13~14週のまとめ
持病の結節性紅斑のせいで踵が痛くて歩けない。まだ便が硬いがヤクルト生活で少しずつ回復する。夜中二回トイレで目覚める。エビフライを食べると必ず胃もたれ、嘔吐、空気抜きが必須。相変わらずよだれと痰とゲップが酷い。眠気が酷く、昼寝と二度寝が日課。30分の犬のウォーキングで腰が痛くなり始める。おりものが増える。14週は重い嘔吐を繰り返し、翌日引きずって食欲がなくなる。スポーツドリンクですら嘔吐。今までなかった頭痛に悩まされる。

13~14週に助けられた食品
シリアル、ヨーグルト、雑炊、バナナ、鮭のホイル焼き、ジャムトースト、ヤクルト、青汁、りんご、ミニトマト、ブロッコリー、りんご、湯豆腐、チキンステーク、杏仁豆腐。

妊娠15~16週目

妊娠15週目。

  • 何日も夢を見続ける。時には悲しく時には変な夢。
  • たまに片頭痛がする。そのせいで食欲がなくなることも。
  • 寝不足のせいか仕事後はシャワーに直行してそのまま寝てしまうこともあった。
  • 深夜にトイレで二回起きる。
  • よだれと痰とゲップが止まらない。
  • この週から過去で一番嘔吐するようになる。嘔吐後も胃液のせいで喉の部分が焼けるように痛い。初めての経験。
  • 数日連夜、酷い嘔吐と胃液で喉の焼けるような痛みに悩まされる。赤茶褐色のモノが出る。
  • 喉の焼けるような痛みで食事(素材)がまともに喉を通らない。
  • 空気吐きも酷くなる。
  • 薬局で薬を買い、試し始める。まあまあ効果ありだが、テクスチャーがどろっとしていて、自分の痰を飲んでいるような気分で不快。

妊娠16週目。

  • 相変わらず深夜二回トイレで目覚める。
  • 食べられるものが分からなくなり、麻婆豆腐を引き続き食べる。
  • 日本のサツマイモが手に入ったので、焼き芋を作る。美味しくて感動。
  • 調子に乗ると自然に食べ物が逆流してくる。
  • パートナーの料理の匂いは以前よりマシになるが、嗅いだあとは食欲減退して口の中が不快になる。
  • げっぷとよだれと痰が酷くて眠れない。
  • 食後の胃液止めの薬が欠かせない。
  • だんだん腰を反るような歩き方になってきたせいで軽い腰痛に気づく。
  • 大量の空気抜きは相変わらず。
  • GPで心拍を初めて聞かせてもらう。
  • 食欲が増してくる。
  • 時には薬に頼りながら、夜はぐっすり眠る。
  • 久々に唐揚げ作ったら美味しくて感動。
  • 食べ過ぎて胃がもたれる。
  • 朝の愛犬の散歩中に空腹で何度もえずき、帰宅後は空気抜き。散歩前に食べたバナナが原因だと気づく。
  • トマトソース系のパスタを久々に試すがやはり合わずに嘔吐。
  • 初めての妊娠糖尿病検査GGTを行う。

15~16週のまとめ
毎日毎回夢を見るようになる。これまでなかった頭痛に悩まされるも検索したら、悪阻が終わる頃にみられる現象と知り希望が見え始める。先週から匂いつわりがマシになり自炊をする回数が増える。この週から過去一で嘔吐するようになり、さらには胃液と赤褐色の何かも吐いて喉の部分が熱く痛く悶えるという人生初めての経験。連日喉が焼けるように痛く食欲減退、何かをどんなに少量食べてもその倍以上嘔吐するので食べるのが怖くなる。妊婦も服用可能な液体薬を買うも、テクスチャーがドロっとしていて自分の痰を飲んでいる気分で不快。しかし毎日薬が欠かせない。相変わらずげっぷと痰とよだれで口の中が気持ち悪い。16週半ばにGPで初めて心拍を聞かせてもらうのと、胎動のようなものを感じた日があった。初めて妊娠糖尿病の血液検査GGTを行うが事前のファスティングと3時間かかり終わった頃にはヘロヘロ。色々メモしてきて、自分はケチャップとBBQソース、パスタ、揚げ物、バナナが合わないことにようやく気付く。

15~16週に助けられた食品
焼き芋、ミニトマト、ブロッコリー、チキン、ジャムトースト、雑炊、辛くないクッパ

妊娠17~18週目

妊娠17週目。

  • 相変わらず、げっぷと痰とよだれに悩む。
  • 青汁ミルク割が美味しく感じる。
  • 嘔吐すると左みぞおち辺りが痛い。
  • 夜中2-3回は目が覚めるし、嫌で変な夢を多く見る。
  • 喉の痛みが続き身体がだるく、風邪(Rhinovirus)だと喉の検査をして分かる。
  • 薬は飲めないため、ハニーレモンを飲んだりするも、くしゃみと鼻づまり。
  • 仕事を数日休んで安静にする。

妊娠18週目。

  • 引き続き、風邪の症状は治まらず飲み物とフルーツで栄養を摂るも、頭痛と咳も始まる。
  • 風邪のせいかつわりの症状は改善されているような?
  • 空腹のときは気持ち悪い。
  • 仕事中に食べられるように小さいおにぎりを持参する。
  • センターリンクの返金の件で数か月前から何度も揉めていて、メンタルが不安定になる。
  • ある日横になっていると胎動を何度も感じて感動して涙が溢れてきた。
  • ソース味の焼うどんを作るも、やはりソース系は合わず気持ち悪くなる。
  • 食欲が出てきて、ようやく体重が少しずつ増え始める。

17~18週に助けられた食品
青汁ミルク割、ジャムトースト、ブロッコリー、みかん、コンソメスープ、チーズクロワッサン、チェユクポックム

まとめ

私の場合、妊娠5週半ば~18週というおよそ三か月の長い間つわりに悩まされました。

しかも私は見事に全てのつわりタイプを初めての妊娠にして一気に経験したタイプ。

いつか終わりがくると知っていながらも、仕事しながら周りに妊婦であることを悟られないように、日々食べられるものを探し、色々と試し、時には返り討ちに合い、酷い目にたくさんあいました。(笑)

なかでも15~16週に起きた、赤褐色の物体を嘔吐し続けた際が、喉が焼けるように痛くて一番しんどかったかもしれません。

後半になって匂いつわりがマシになってくることで、自分でキッチンに立って自炊ができるようになり栄養を気にかけられるようになったときは嬉しかったです。

しかし、妊娠後期となる現在も程度はマシになりましたが、げっぷと胃もたれと息苦しさに悩まされています。

これは後期つわりと呼ばれているようです。

オーストラリアという異国の地で、日本のように便利で安く美味しいものが手に入りづらく、手探りで自分の食べられるものを見つけるのに時間がかかりましたが、日々記録することでパターンが分かるようになりました。

また、予防注射をしても風邪は色んな種類があるので、全てに対応しきれていないということも分かりました。

妊娠中は免疫力が通常時よりも低下していると知っていて気を付けていたつもりでしたが、どこで貰ってくるか分かりませんね。

私はまだ子供がいないので、この妊娠期間中にもし他に子供がいたら・・・と思うと、相当苦労していたかと思います。

つわり期間中のなかで子育てを両立している自分が想像できません。

私たちは兄弟・姉妹がいる環境で育ったので、一人だけという想像がつかないのですが、今はまだ二人目を考える余裕はなく、パートナーとは第一子が生まれてから考えようと話しています。

現在は産休に入り、あと一ヶ月でほどで生まれてくる我が子を毎日想像しながら、少しずつ出産に向けて準備をしている段階です。

未知の世界にドキドキ緊張感もありますが、自分が長年待ち望んでいたことが現実になる日がくることにとてもワクワクしています。

この産休期間中に、溜まっていた記事を備忘録として今後も記録していけたらと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

2017年オーストラリアに移住。移住後二年間はワーホリビザ、その後パートナービザに切り替え、クイーンズランドの田舎で生活中。仕事を見つけ、念願のボーダーコリーを我が家に招き、新築を建て、現在はキャリアチェンジのために奮闘中。

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