オートマ限定をマニュアル免許にアップグレード!驚愕するオーストラリア職員の対応の違いについて

以前投稿した【オートマ限定解除】オーストラリアと日本どちらがいい?でお伝えした通り、日本に一時帰国中に教習所に通い、無事にオートマ限定が解除され、はれてマニュアル車も運転できるようになったマッシュです。

さて、今回は満を持して既に持っているQLD自動車運転免許証(コンディションOA:オープンクラス・オートマ限定)マニュアル車も運転可能な免許(コンディションO:オープンクラス)にするために、最寄りのトランスポートに行ってきました。

実は過去に、ネットに散りばめられた親切な方々が綴ったブログの情報をもとに、日本の運転免許をオーストラリアの運転免許(QLD)に書き換えることができました。

そのため、今回は更新手続きに向かうまで直接問い合わせることはしなかったんです。(これは危険行為で、自己責任な行動のためオススメしません。)

その代わりに、トランスポートの公式サイトで情報をかいつまんで自分なりに解釈して、「よし、これならいける」という謎の自信があったんです。(これで何度苦い経験をしたことか・・・)

それで、日本に一時帰国した際におよそ8万円支払って、自動車教習所のオートマ限定解除コースに申し込み、教習を受け、試験に合格して、免許証の裏に限定解除のスタンプと日付を押印してもらい、再びオーストラリアに舞い戻ってきたという背景があります。

そして本日、さきほど更新に行った際に起きた数時間前の出来事をリポートしようと思います。

私のようなケースってあまりないと思うので、どなたかの参考になれば幸いです。(参考にならないかもしれません)

目次

事前の下調べ(トランスポート公式サイト)によると

オーストラリアの免許も日本同様に筆記と実技があるんですね。

詳しくはこちらの記事で説明しています。

ただ、現在すでに母国の有効期限が切れていない運転免許を持っていて、なおかつ認められた国であれば必要なドキュメントを用意して、申請時に掲示すれば免許の書き換えができるんです。

これが多くの方が行う免許の書き換え内容です。

下記の通り、テストは必要ないということを伝えています。

QLD Transport Exempt countries and jurisdictions

因みにインドネシア、フィリピン、カンボジアの友達は母国の免許を持っていてもテストを受ける必要があったと言っていました。日本ブランドに感謝です。

さて、私のような・・・

1.既にQLDの免許に書き換えている

2.日本でオートマ限定解除をして、更新された有効な免許を持っている

3.今回は既に持っているQLDのオートマ限定免許を限定が解除されたQLD免許にアップグレードしようとしている

4.オーストラリアでテストを受けておらず、日本での試験に合格したのみ

このような内容となっています。

そこで、確認したのが・・・

1.上記同様に認められた国のリストに日本が入っていること

2.母国から現地の免許の書き換えに必要な書類

3.免許のアップグレード方法

で、1番と2番は過去にやってのけた経験があるので心配していなかったんですけど、3番の部分が怪しかったんですよ。

なぜなら、オーストラリア人が、オートマ限定解除をする方法しか記載がなかったから。

私のような、QLDの免許を既に持っている日本人が、母国でオートマ限定を解除して、その解除された母国の免許を翻訳して、QLD免許をアップグレードする。

ややこしいですよね。

何も根拠がないなか、一時帰国した際に教習所に通っていました。(苦笑)

オートマからマニュアル免許の更新に必要だったもの

別記事で紹介しているとおり、過去にその方法で日本の免許からオーストラリアの免許に書き換えた経験のある私は今回も全く同じものを用意してトランスポートに行きました。

しかし、結果として必要だったのは下記の通りでした。

・QLDの有効な運転免許証

・日本の運転免許証

・日本の運転免許証の翻訳(NAATIの資格も持つ翻訳者のもの)

既にQLDの免許を持っていたため、いたってシンプルでした。

※本来翻訳は原本のみ対応可能とのことですが、私の場合デジタル認証スタンプが押印されたPDFを自分で印刷したものを持っていきました。

もしその翻訳がデジタルスタンプでなければ、原本が必要となる場合もありますので、納品条件を翻訳者に問い合わせてみてください。

一か所目のトランスポートの対応

さて、いざ更新に行こう!と思いおよそ4年前に行ったっきりのトランスポートの場所を確認すると、こんな田舎町にも2か所あるではないか!!

と驚き、今回は以前とは別のトランスポートで更新手続きをすることに。

受付のお姉さんに目的を告げると「うーん、もしかしたらできるかもしれない」と不安になるような言葉をかけられ、とりあえず受付番号の紙を受け取りました。

数分待ち、順番が回ってきてカウンターのお姉さんに挨拶を軽く挨拶をし、今回の目的を告げると「うーん」と難しい表情をされ、さらに不安になる私。

「ちょっとポリシーを調べてみるから待ってね」と言われ、パソコンとにらめっこすること数分。

結局解決できなかったようで「上司に確認してみるね」と離席し、待つこと数分、教習費8万が全ておじゃんになるのではないかとさらに不安が増す。

カウンターに戻って来るなり開口一番に放った言葉は「Unfortunately」

私は思わず「No way」と心の声が漏れてしまい、必死に前回はこうして、ああして免許の書き換えができたことを説明。

すると彼女は「それは最初の一回だけ有効なのよ」と悲しそうな顔をしました。

続けて「もし、マニュアルの運転免許にアップグレードしたければ、45分の実技試験に予約して合格するしかないわ」と。

私も諦め始め、その内容と手順を聞くと、筆記は必要ないけど実技がある。

そのため、教習所に通うか、一年以上マニュアル免許のある人に運転を教わって、自信がついてからテストを予約してとのこと。

あぁ、これね。オーストラリアで免許をとる際と全く同じやり方ね・・・

頭が真っ白になり、自信が絶望に変わりました。。。

二か所目のトランスポートの対応

いやいやいやいや、諦めたら負けだ!

と自分を鼓舞し、ダメもとで以前お世話になったもう一か所のトランスポートへ行くことに。

運転中は既に絶望的で、少しの望み(オーストラリア人のてきとーなカスタマーサービス)に賭けるしかありませんでした。

一か所目同様に、受付で番号札を貰い、数分待って呼ばれてカウンターへ。

よしよし、ここまではさっきと同じだ。

続いて肝心の本日の目的を告げると、ここでもやはりそのお姉さんは困った顔をし始めポリシーを確認するから待っててねーと言われました。

その後も隣のお姉さんに私のケースを知ってるか聞いたり、ベテランそうなおばちゃんもサポートにやってきて三人で悩み始めました。

ただやはり、日本という言葉を口にしていたので国別対応リストを確認したようです。

最終的には「今回のケースは初めてなので上司に確認します」と。

するとカウンターに戻ってきて「うん、大丈夫そう!」と。

その瞬間よっしゃーーーーーと雄たけびをあげたくなるのをぐっとこらえ、お姉さんの入力を静かに待ちました。

しかし・・・

翻訳内容を確認していると「準中型車?5トン?」とこの点に引っかかったようで、「ちょっと上司に確認してくる」とまた離席されてしまいました。

一気に冷汗が出始め、そうだよね、わたしだって自分が運転している車の重量なんて知らないよ・・・と諦めモード。

お姉さんがまたカウンターに戻ってきて「うん、大丈夫そう!」といった瞬間、一気にさーっと汗が引きました。

その後は、サクサクと入力や印刷など軽作業を進めて、最後にサインをして終了。

私の持っている免許証は没収され、新しい免許は後日郵送されるから、もし数週間たっても郵送されなかったら連絡してとのことでした。

嬉しいんだけど、最初断られた時のショックをまだ引きずっていて実感がないままお礼を告げ家に帰りました。

寿命が数年縮んだ気がします。

このままトラブルなく、郵送で新しい免許が手に入るといいな。。。

まとめ

いかがでしたか、こんなことってあるんですね。

一度は断られたのに、ほかの場所では問題なし。

これは本当に一種のギャンブルみたいな感じで、当日の受付スタッフが誰にあたるかによると思います。

隣の受付の女性は60歳くらいでかなりベテランに見えたし、結構ハキハキ話す方だったので、もし私が彼女にあたっていたら断られていたかもしれません。

ただし、はっきり言えることは何事も事前に確認すること

まあ、オーストラリアなら事前に確認してOKでも当日まさかのNGってこともありえますけどね。

どっと疲れがたまるような出来事を経験した日でした。

私のようなケースはほぼないと思いますが、皆さんの更新手続きが不備なく上手くいきますように。

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この記事を書いた人

2017年オーストラリアに移住。移住後二年間はワーホリビザ、その後パートナービザに切り替え、クイーンズランドの田舎で生活中。仕事を見つけ、念願のボーダーコリーを我が家に招き、新築を建て、現在はキャリアチェンジのために奮闘中。

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